Tuesday, December 11, 2012

cygwinでopenコマンド(のようなもの)を使う方法

最近、仕事でcygwinを使うことが多いんですが、Macみたいに openコマンドがないので不便でした。ちょっと、なんなの? なんとかならないの? と思って調べたらすぐに見つかった。 なんでも調べてみるもんですね。

cygutilsの中にcygstartというコマンドがあり、これがopen相当です。 最初からインストールされてたみたい。 cygstart って長いし、ぴんと来ないので open にエイリアスしておきます。 .bashrcかどっかで、

alias='cygstart'

この一行を加えるだけ。簡単。これでMacみたいにコマンドラインで

$ open hoge.pdf

とすると、pdfをと関連付けられたアプリが起動します! さらに

$ open . 

とすると、カレントディレクトリがExplorerで開きます! わーい、べんりー!

Tuesday, December 04, 2012

書くということ

ここのところ寒い日が続いています。岡山県の北部では、今週末には雪になるとの予報です。 寒いのは嫌いではないのですが、というか、タンパク質を食べるようにしているとあまり寒くないのですが、 朝、車が凍っているのが難点だなあ。青空駐車場なので、車が凍るんですね。

Frozen

これは激しく凍っています。雨の日の翌日でした。

ところで、私は子どものころは、あまり話をしたい、と強く思ったことがありませんでした。まあ、実際にはペラペラしゃべってたんだと思うけど、そういう欲求の自覚がなかったんですね。ところが、大学生だったある日、小学生の女の子が二人連れで歩いているのを見かけて、これがね、とりとめのないことをしゃべってるんですよ。で、どうも「話す」という行為は、人間にとって非常に原始的な欲求なんだなあ、と認識を新たにしました。

「書く」という行為も、「話す」のと似ています。たぶんこれも原始的な欲求なんでしょう。

むかし、コンピュータがなかったころには、人は紙と筆を使ってものを書いていました。たぶん多くの書き物は、手紙やら日記やらだったんではないかと思います。日本人というのは日記が好きなようで、たくさんの日記が残っています。

今はコンピュータとインターネットがありますから、それを使って書くわけですね。書くだけ書いて、ローカルストレージにためておけばいいんだけど、それよりも公開したほうが楽しいわけです。なぜか。

この「がんちゃんのブログ」は2006年の秋からのようです。たしか、2004年か2005年ぐらいに「ブログ」っていうシステム、具体的にはMovable Typeが流行ってるよ、と聞いたのが初めてだと思います。それまでも日本ではweb上に日記を書く、まあ日記というか、日記風のエッセイってことだと思いますが、まあとにかくそういうものを書いて公開するというのが一定の人数によって行われておりました。ただ、直接htmlを書いたりしていたのでめんどくさかったんですね。それをweb上から更新できるシステムを作ったので便利になりましたよ、ってことです。さっそく、自宅サーバーにインストールしてみたんですが、Movable Typeは変更したら再構築みたいなことをしなくちゃいけなくて、不便でした。たぶん、静的ファイルを作ってたのかな。それよりもWordpressというのが筋がよいということで、Wordpressを使い始めて現在に至る。まあこのブログはblogger.comですけども。

一方、twitterは2007年の4月ごろ、友人に教えてもらってアカウントを作った記憶があります。はじめはどうもキモがわからなくて、followingもfollowersも少なくて、大学の研究室でコーヒーを入れたら「コーヒーなう」みたいなことを書いてた気がします。

で、2年ぐらいわかんないまま時々「ひるめしなう」とか書いてたんですが、2009年の夏ごろ、当時教えてた高校の生徒が何人か集団で私のアカウントをフォローしてきまして、それじゃあちょっと使ってみようかなあ、というのが本格的に使い始めたきっかけです。フォロワーを適当に増やしてみてやっとわかったのは、twitterというのはチャットだということ。IRCより便利なチャットなんですね。IRCは同じチャネルにいないと発言が届きませんが、twitterはチャネルの概念がない。そのかわり、人と人のつながりでメッセージが届く。かなり便利です。

津田大介さんは、著書で私と同じ2007年ごろにtwitterをはじめて、1箇月ぐらいで面白さがわかった、って書いておられました。ほかの人は2年ぐらい放置してた、とも。その通りです ^^; 2007年の時点でtwitterがなんなのかわかったひとはかなり敏感な人だと思います。

で、2006年からブログ、2009年からtwitterを書いているわけですが、みなさんおっしゃっておられるけども、何か思いついて、ぱっとtwitterに書いてしまうと、そこで一定の満足が得られるんですね。以前なら、ちょっとまとめてブログに書いていたようなことも、twitterにとりあえず書いてしまうと、満足して それ以上書く気がなくなっちゃう。そこのところをぐっと我慢して、twitterはtwitter、ブログはブログで書くようにしたいなあ、というのが今年2012年の目標です。あと1箇月ないけどー :-P

Tuesday, November 06, 2012

Macでディスプレイを好きなときにスリープさせる方法

わたしが初めて「スクリーンセーバー」を見たのは、たぶん92年ごろで、 それはMac用(漢字Talk 7.1でした)用のアフターダークっていうソフトでした。 もちろん有料のソフトでね。けっこういい値段だった記憶があります。1万円とかね。

で、このスクリーンセーバーっていうのは、CRT (ブラウン管のディスプレイのことです) をパソコンのディスプレイに 使っていたときに、同じ絵を長時間表示させると「焼き付く」つまり、ディスプレイを 消してもうっすら画像のあとが残ってしまう現象があって、それを防止するために 自動的に画面を暗くする機能なんですね、これは。

実際、昔のMacでは、上部のメニューバーが焼き付いてるものが多くありました。 CRTは白いほうが光ってるんですね。電子ビームが画面にとどいて、ぶつかって蛍光させるわけです。 あまり同じところをずっと光らせていると、蛍光塗料が劣化するんですね。それで焼き付きがおきる。 そこで、明るい白の表示をやめて、真っ黒とか、暗めの画面とか、あるいは一箇所におなじ絵を 表示させないように、トースターを飛ばしたりするわけです。

フライングトースター

ところが、液晶ディスプレイになってみると、白だろうが黒だろうがあまり関係ない。 直接画面が光っているのではなくて、見えている光はバックライトの光なんですね。 液晶がそれを遮ると黒になる。通すと白になる。基本的な原理はそんな感じです。 つまり、液晶ディスプレイを「黒く」しても「白く」しても、画面が焼き付くわけではない。 スクリーンセーバーは必要ないんですね。

じゃあ、液晶ディスプレイはつけっぱなしでいいかというとそうでもなくて、 バックライトが問題です。バックライトにはいろいろありますが、冷陰極管を使用したものだと、 あまり寿命が長くありません。点灯時間が多くなってくると暗くなってくるんですね。 古くなった液晶ディスプレイ、気のせいか見にくくなったなー、という場合は、 バックライトが暗くなっている可能性があります。

バックライトがLEDの場合は、比較的寿命が長いので (もちろん永久に持つわけではないですが) 劣化はあまり関係ないかもしれませんが、暗い部屋だと画面を黒くしてもバックライトが 明るい! 寝にくいです ^^;

外部ディスプレイなら普通にディスプレイの電源だけ切ればいいんですが、iMacのように 一体型だとそうもいきません。スクリーンセーバーなんていう、前世紀の遺物は廃止にして、 さっさとバックライトをオフにしてくれませんかね? と思っておりました、わたくしも。

もちろん、「省エネルギー」でディスプレイをスリープさせる時間を設定することが できます。しかしなぜか、その時間が来てもスリープしないことが多々あるんです。 なんでかなー、とおもってたんですが、まあ、たぶんバグなんですが、思ったときに ディスプレイオフにできないかなーと思ってたら、ありました。その機能。

普通に (?) スクリーンセーバーの「ホットコーナー」に発見!

ディスプレイをスリープさせるホットコーナーの設定

「ホットコーナー」っていうのは、ポインタを画面の四隅にあわせたときに、特定の機能が 動くように設定できるもので、わたしは右上をスクリーンセーバーのスタートに割り当てていたのですが、 今日からはそれをやめて、右上で「ディスプレイをスリープ」にします。

これって、以前はなかったですよね...? いつからできたの? ^^; って、twitterできいてみたら、 Snow Leopardのころからあったらしいけど、ほんと? ^^;

Monday, November 05, 2012

ココナラでアイコンを書いてもらいました

新聞を読んでいて知ったのですが、「ココナラ」 というのがちょっと話題のようです。 いわゆるC2Cの商取引サイトなんですが、他にはない特徴があって、 それは、どの商品、どのサービスも500円で買えるということ。 その記事を読むまで、このサービスのことは知りませんでした。ちょっと珍しいよね。 最近は新しい出来事を知るのは、新聞記事より他のwebのメディア、たとえばtwitterとか、はてブとか のことのほうがはるかに多いので。

で、記事を読んですぐに思ったのは、500円というのはかなり安いんだけど、だいじょうぶなんですかねえ? 健康食品や化粧品の「お試しセット」みたいな感じで、実際にはハウスリストを作るための罠、というと いいすぎなんだけど、広告の一環みたいな商品ばかりなんじゃないの? と思ってしまったんですが、 出品されているものを見るとそうでもなさそう。ざっと見た限り、「イラストを描きます」系のもの、 「xxする方法おしえます」みたいないわゆる「情報商材」系のもの、占い、なんかが多いようです。 運営側としては、高いものを無理に500円で出品するのではなく、500円で 提供できるものは何かと考えて出品してほしい、と私が読んだ新聞記事には書いてありました。

2012年7月にサービスを開始したばかりで、この記事の執筆時 (2012年11月)には、まだ4箇月しかたっていないせいか、 品数はあまり多くありません。しかし、ひとつためしに何か買ってみよう、 ということで、会員登録してみました。

サービス一覧から自由に入力したキーワードによる検索ができないので、 あまりうまくほしいものが見つけられません。これは改善してほしいところ。 しかたがないので、男女別に表示されているランキングをみてみると、アイコンにするのに よさそうなイラストを提供していらっしゃる 「みると」さんが目に留まったので、さっそくお願いしてみました。お値段は当然500円です。

こちらから参考用の写真を数枚送り、何度かやり取りをして完成したのがこれだ!

なかなかよくないですか? 筆者の家人にみせたところ「似てない。かわいすぎる」と一刀両断 でしたが、ほんにんがまんぞくすればいいのだ ^^;

お値段は500円なんですが、最後に「おひねり」として、追加で支払うことも可能なようです。 なにか、500円で提供できるサービスや商品をお持ちの方は、出品してみてはどうでしょう?

参考文献

  1. ココナラ
  2. 今回利用した「みると」さんのサービス

Monday, October 29, 2012

プロであるとはどういうことか

先日、twitterでTLに流れてきた下の記事を読んだ。

「プロじゃなかった…」リストラで運転手になったミドルの重い一言

まあいいたいことはわかるんだけど、ちょっと違うんじゃないかなあ?

まず、「自分のかわりがいない」のが「プロ」かというと、それは違うと思う。 たしかに、「かわりがいない」ようなすごいひとはいる。でも、ほとんどの場合は、 かなり優秀な人であっても「どうしても、そのひとじゃないとできない」ようなことはないのよ。 そういう人間は「プロ」でないから、って、首になるかっていうと、私の限られた経験から いうと、ならない。まあそりゃそうだ。「かわりがいる」人が大半なんだから、そんなことで いちいち首にしてたら従業員がいなくなる。

そもそも、だれか特定の人間に依存しないでも運営できるのが組織の利点なわけで、だれかひとりの スーパーマンがいなくなったら、組織ごと崩壊するようでは困るでしょう。とびぬけて優秀な人がいなくても、 ちゃんと組織が運営できるようになってなくちゃいけないし、実際、たいていの会社組織はそのようになっている。

ではなんで、このタクシー運転手のおじさんはリストラされちゃったのか。詳しくは書かれていないから、 勝手に想像するんだけど、たぶん、このおじさんは「立ち止ま」ってしまったんじゃないかな? つまりどういうことかというと、何事も「これで極めた」てことはないんだよね。かなり突き詰めたつもりでも、 まだ知らないことはあるし、わからないことがある。かなりうまくできているつもりでも、まだもっと良くすることができる。 だから、プロは、というか、何かをする人は、つねに新しいこと、知らないこと、わからないことに挑み続け、 すでにかなりうまくできていることに対しても、「もっとうまくできないか」と問いかけ続けていかなくてはいけない。 このおじさんはそれができなかったんじゃないかな? 言い換えると、営業や、品質管理がそれほど好きではなかった。 ほかの誰か、たとえば中国人がうまくできるようになったら、もうそこであきらめてしまった。

私はコンピュータのひとなので、コンピュータの話で考えるんだけど、この業界は特に変化が激しいので、 「立ち止まる」ってことは考えにくい。立ち止まらない種類の人間が好んで集まってくるというのもあるけど、 たとえば、この21世紀に、「わたしはPL/Iしかわからないし、やるつもりもない。UNIX? Windows? わかりません。 IBMの汎用機ならわかります」といってたら、たぶんかなり仕事の間口が狭まると思う。そういうことなんじゃないかな?

だれかが、「日本の組織は無能な人には寛容だが、がんばらない人には厳しい」みたいなことを書いてたけどさ、 たぶん、今持ってる生産管理の知識ではイマイチ食えないけど、新しいことをやる気はあります、っていえば、 すくなくとも首にはならない気がするんだよね。

大村濱が書いてたけど、先生は偉いので、生徒に教えてやろう、なんていうのはまったく間違い。大きな「学問」というものの前では、 教師であろうが、生徒であろうが、おなじく小さい存在なのよ。ただ、先に始めたか、後から始めたかの違いに過ぎない。 教師であろうがなんであろうが、謙虚に、学び続けていく姿勢が重要。タクシーのおじさんでいうと、中国人に品質管理を教えた。 その結果、中国人たちはかなりうまくできるようになった。そんなことは問題じゃないのよ。「品質管理」という、大きなものの前で、 謙虚に、学び続けられるか、ってことが問われるんでしょう。

そう考えると、そういう「謙虚に学び続ける」姿勢を、仕事や、専門分野に持ち続けられるのがプロ、ってことなんじゃないかな?

Thursday, October 18, 2012

いつのまにかiPhone用のApple Care Protection Plan が Apple Care+に

「ブレーキパッドの残量がありませんよ」の警告灯がついたのは9月26日だったようなので(参考文献[1]) そろそろ一箇月。いい加減にブレーキパッドを変えたい。ブレーキパッドを変えるときは、ちゃんとディスクも 研磨するか、新品に変えるのだ。ついでにわたしのやつは車高が低すぎるので、シムラバーをぶあついのに 交換したい。轍にすごく敏感なのもなんとかしたい。この週末かなー。

ところで、先日iPhone 5を注文したときの話をします。iPhone 5を注文したということは、つまり、 iPhone 4Sの購入から1年がたつわけで、そろそろアップルケアにはいって もう1年保障を延長しようかなー (なぜならまだ1年は使うから) とおもい、残り保証期間を確認。 確認時点でまだ2週間ほど残っていた。よしよし。ちなみに残り保証期間を確かめる方法は 参考文献[2]をご覧ください。

去年、iPhone 4で同じことをしたときに、お得で便利な加入の方法については調べがついているのだ。 どれどれ、とおもってアップルストアの アップルケア のページを見ると...あれー? なんか加入できないんですけど?

よく見ると、いつの間にか Apple Care Protection Planが、Apple Care+というものにかわっているのだ! このApple Care+、製造上の瑕疵でない故障、つまりお客が落としたとか、そういうものに関しても一律5000円弱で 修理してくれるように改良されたのはいいのだが、基本的に購入と同時にかなくちゃダメ! 30日以内なら加入できるけど、同時じゃない場合は、本体に損傷がないかを店頭でチェックしてからの 加入になるらしい。えー。

いろいろ調べると、切り替わったのは2012年2月らしい。全然知らなかった。Apple Care Protection Planは アップルにとってあまりいいサービスじゃなかったのかなー? 消費者としては、購入直後に入らないと ダメなサービスより、1年以内に加入すればいいほうがいいなあ。

参考文献

  1. 私のツイート
  2. 保証状況とサービス期間を確認する

Wednesday, October 17, 2012

保証期間内にiPhone 4Sを無償で交換してもらいました

というわけで、新しいiPhone 5も来たことだし、調子の悪かったiPhone 4Sを修理に出しました。
現象としては、


  1. 3G回線でネットはできているのに、電話が着信しない時がある。
  2. ホームボタンの反応が悪い時がある。

の2点。修理はネットから申し込みをして、ヤマト運輸がピックアップに来ました。12日の夜に申し込んだところ、ピックアップ予定時刻は翌日13日土曜日の午前中と表示されたので、ほんまかいな、とおもったのですが、やはり土曜には来ず、実際には14日日曜日の午前中に無事引き取られていきました。それでも十分早いです。


修理の申し込みはこちら。オンライン修理サービス(参考文献[1])。


記録によると、15日にサービスセンターに到着、その日のうちに交換品が発送されて、翌16日にはこちらに到着しました。ものすごく早いです。申込みから3日半、ピックアップされてから2日です。ほんとうにすばらしいと思います。


交換品はこんな箱に入ってくる。交換品の箱までしゃれているApple。


交換される前のものは、発売されて比較的すぐに買ったものだったので、製造年は2011.10のもので、交換されたものは2012.9のものになりました。製造年は以前はシリアル番号の中に見える形で入っていたのですが、途中で仕様が変更されたらしく、いまのものは見てもわからないようになっています。参考文献[2]のサイトでシリアル番号をいれると色々な情報を見ることができます。表示された情報が正しいかどうかは不明です。


交換前のものはさっそくiOS 6にしてあったのですが、交換されてきたものは5.1.1でした。6にしようと思ったですが、次の使用者が「そのままで!」というのでそのままにしておきます。次の使用者はiPhone 4から、今回の 4Sに変えるので、まずはiPhone 4をiTunesにつないで同期、そしてiPhone 4Sに復元すればOK。いつもながら簡単。おっと、バックアップを作るときは「暗号化する」にチェックを入れるのをお忘れなく。


iPhone 4は、iPhone 3G、3GSと並べて保存かなー? しかしこうして並べてみると、iPhoneは3Gのころから一貫して白の方が黒よりも美しいですね。こっち側から見ると白も黒も変わらないけど。


左から3G 3GS 4 4S 5。あ、よくみたら5が上下逆だ ^^;


参考文献

  1. オンライン修理サービスの概要, Apple.
  2. Chipmunk: Klantenservice (シリアル番号から製造週などを調べるサイト)

Thursday, March 29, 2012

CentOSでexportされたnfsファイルシステムをMac OS Xでマウントする方法

CentOSでexportしたnfsファイルシステムをMac OS Xでマウントしようとして、ちょっと苦労したので、メモ。どこかに書いておかないと忘れちゃうので ^^;


まず、CentOSでnfsをexportするには、/etc/exportsを編集して、nfsサービスをリスタートします。詳しくは、参考文献[1]の下のほう「18.6.2. Command Line Configuration」のあたりに書いてあります。


で、ここに書いた通りにして、Mac側でマウントしようとすると、"Operation not permitted"のエラーが出ます。先に理由を書いてしまうと、これはCentOS (にかぎらず最近のlinuxはどれもそうらしいのですが) "secure"なポートのみからの接続を受け付けるようになっているからだそうです。


解決策としては、Mac 側でマウントする際に resvport を指定するとよい。


$ sudo mount_nfs -o resvport server:/path directory

ただこの場合、参考文献[2]のように、Finderをつかってマウントすることができない。Finderを利用してマウントするためには、exportするほうで insecure オプションの指定をする。


$ cat /etc/exports
/path/to/directory 192.168.1.0/255.255.255.0(ro,insecure,all_squash)

/etc/exportsを変更したら、nfsさんにおしえてあげないとダメですよ。


$ /sbin/service nfs reload

これでOK!


参考文献

  1. 18.6. NFS Server Configuration
  2. Mac OS X: Finder を使って NFS エクスポートをマウントする
  3. わたしのtwitterの発言

Monday, February 27, 2012

さくらVPSのCentOSのyumにRPMforgeを追加する方法

どうも、CentOS初心者の岩田でございます。遅ればせながら、契約してずっとほっておいたさくらVPSを使い始めております。CentOSはyumっていうパッケージ管理ツールを使うらしいんだけど、これがもうぜんぜんパッケージがそろってない。がっかりです。とおもったら、ふつうはRPMforgeをリポジトリに追加して使うものらしい。最初から入れといてくれればいいのにー。ということで、私も追加してみました。


とりあえずCentOSのバージョンを確認します。


$ cat /etc/redhat-release 
CentOS release 5.7 (Final)

なるほど CentOS 5.7です。次にこちらを参照。

Installing RPMforge

あとはそこをみてその通りにすればいいのです。CentOS 5だったので、その欄を見て、まずは uname -i してアーキテクチャを確認し、対応するパッケージをダウンロードします。


$ uname -i
x86_64

x86_64なので、ダウンロードするのはこれ。

http://packages.sw.be/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.x86_64.rpm


こんなかんじで。/tmp にでもダウンロードしておけばいいでしょう。


$ cd /tmp ; wget http://packages.sw.be/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.x86_64.rpm

つぎはGPG keyのインストール。


$ rpm --import http://apt.sw.be/RPM-GPG-KEY.dag.txt

さらにパッケージの検証。


$ rpm -K rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.*.rpm

OKがでたらパッケージのインストール。


$ rpm -i rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.*.rpm

これでできたはずー。


$ yum search tmux
Loaded plugins: fastestmirror, priorities
rpmforge                                                 | 1.1 kB     00:00     
rpmforge/primary                                         | 4.0 MB     00:06     
rpmforge                                                            11059/11059
================================ Matched: tmux =================================
tmux.x86_64 : Terminal multiplexer program

いえーい、できたー ^^; 単にtmux入れたかっただけなんすよねー。


参考文献

  1. Installing RPMforge, wiki.centos.org