Wednesday, September 24, 2008

アップルがiPhone 3G用充電器をリコール

アップルがiPhone 3G用の充電器をリコールするそうです (参考文献[1])。

なんか、ソケットにささるプラグの金属部分がソケット側に残る(!)場合があるらしい。えー、ほんまかいな...

超コンパクト充電器

写真1. これが問題の充電器

で、とりあえず「ただちにつかうのをやめてください」とのことです。該当の品は無料で交換してもらえるのですが、 10月10日からアップル直営店にて交換、またはWebで申し込んでおくと10月10日から順次送ってもらえるとのこと。 さっそくWebで申し込んでおきましょう。

交換の申込はApple 超コンパクト USB 電源アダプタ交換プログラムからどうぞ。そこにも書いてあるように、申し込みにはシリアル番号が必要ですが、iPhoneの「設定」「一般」「情報」の所をみると書いてあります。

申し込みのところに進んで住んでいる場所「日本」と選ぶとこんな画面になるので、シリアル番号をいれます。

Apple recalls iPhone 3G Charger

図1. シリアル番号を入力

すると、「アップルサポートにサインインする」とでます。

Apple recalls iPhone 3G Charger

図2. アップルサポートにサインイン

ここでみなさん「なんだそのアップルサポートってのは!」とおもうわけだが、ようするにApple IDでログインすればいいらしい。 まだApple IDをもってない人はこのさいだからつくりましょう。Apple IDとパスワードを入力してログインすると、 配送先の住所をきいてきますから、入力します。そんでもってポチッとすると

Apple recalls iPhone 3G Charger

図3. もうしこみできましたー

「3週間以内に」とありますが、10月10日から3週間以内じゃないのかな? よくわからんが...Appleのニホンゴの翻訳っておかしいから、イマイチ信用できないのよねー。

さあ、これで交換してもらえることがわかったので、交換対象のいまもってるやつは、ほんとにさきっちょが抜けるかどうか、 ちょっと引っ張ってみようかな? ていうかどういう構造になってるのか分解してみてみたいねー。

参考文献

  1. Apple recalls iPhone 3G charger, IT Pro, 2008
  2. Apple 超コンパクト USB 電源アダプタ交換プログラム, Apple, 2008

Tuesday, September 16, 2008

nfsで公開されているディレクトリをLeopardでマウントする方法

nfsで公開されているディレクトリをMac OS X でマウントする場合、以前はNetinfoを利用して設定をしたようですが、 LeopardではNetinfoがなくなってしまったので、手順がかわりました。作業をまとめておきます。

LeopardではNetinfoがなくなってしまったので、「Directory Utility」を使ってマウントします。場所はApplications→Utilities→Directory Utilityです。

directory utility

図1. Directory Utility.app

Directory Utilityを起動したら、右下の「Show Advanced Settings」を押します。すると上にオプションが出ます。

Directory Utility

図2. Directory Utilityが起動したら「Show Advanced Settings」を押す

Directory Utility

図3. すると上にオプションが出ます

つづいて「Mounts」というのをポチッとします。

Directory Utility

図4. Mountsオプション

ここで自動的にNFSをマウントするための設定をします。下の鍵マークをクリックすると管理者のパスワードを聞かれるので、入力します。そのあと「+」ボタンをおすと、次の画面になります。

Directory Utility

図5. NFSのマウントの設定画面

ここでなかほどにある「Advanced Mount Parameters」をクリックして、マウントオプションを入れられるようにします。

Directory Utility

図6. マウントオプションの欄を表示にする

さあこれで準備はできました。あとはNFSのexport元と、マウントするディレクトリを入力します。このときのポイントは、「Ignore "set user ID" privileges」(=nosuid)をオンにするのはよくある設定ですが、ついでに「-P」を指定すること。これは resvportと同等で、1024番以下のポートを利用するようにするオプションです。たいていのNFSサーバーはデフォルトで セキュアポート(=1024番以下)のポートを使わないと接続できないように設定されていますが、Leopardでマウントする側は デフォルトでは1024番以上を使うようになっています。そのため、このresvportまたは「-P」を設定しないとマウントできません。 ここ重要。

Directory Utility

図7. いろいろ入力

できたら、「Verify」して「Apply」します。NFSのサーバー名やディレクトリ名がちがっていると、エラーが出るので修正します。

これでNFSで公開されているディレクトリがマウントされるのですが、マウントするのがホームディレクトリの場合、 uidがおなじじゃないとうまくいきません。NISで共有できればいいんだけど、とりあえずNISを使わずに同じにしておく方法を 紹介しておきます。

まず、あらかじめ「Terminal」を開いておきます。ここも重要。これをやらないと、そのユーザーでログインできなくなる可能性がありますので要注意。

次に「System Preferences」の「Accounts」をひらいたら左下の鍵マークをクリックし、管理者のパスワードを入力しておきます。そして、NFSを公開している元とおなじuidにしたいユーザーをコントロール+クリック。するとコンテクストメニューがでて、 「Advanced Options...」というのが選べるので選びます。すると図8のような画面が出ますね。

Accounts

図7. 左のアカウントの一覧のところで、コントロール+クリックして「Advanced Options...」をえらぶと

Accounts

図8. こんな画面が出ます

ここで「User ID」をNFSサーバー上のuidと同じにします。そのあと「OK」をクリック。

できたら、さきほどひらいたTerminalで「chown -R .」します。ホームディレクトリのファイルを あたらしいuidの所有物にします。できたらリブートすれば完成!

デスクトップにでもショートカットをおいておくと便利かも!