Monday, March 19, 2018

Windows 10 (1709) で共有フォルダに接続できないときの解決策

※2018年3月22日追記:下記の対応で動作したと思ったのですが、再発して直すことができません。とりあえずWindows Updateをロールバックしてみようと思います。

※2018年4月2日追記:ロールバックしましたが未解決です。次のwindows updateで治るのではないかと思いますが...治ったらまた追記します。

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しばらくWindowsでトラブルがなかったので、1年半ほど空いてしまいました。2018年3月、急にWindowsの共有フォルダに 接続できなくなりました。いろいろ調べてみると、条件は下記のようです。

  1. クライアントはWindows 10それも1709 (Fall Creators Update, RS3)
  2. 2018年3月ごろのWindows Updateをかけたあとに発症する。
  3. 接続できないサーバーは同じドメインに参加しているサーバーではなく、独立したドメインのもの。同じドメインに参加しているサーバーの共有フォルダには問題なく接続できる。
症状としては下記のような感じになります。
  1. サーバーにログオンはできる。共有フォルダの一覧は見ることができる。
  2. 肝心のフォルダがひらけない。「アクセス権限がない」旨のエラーが表示される。
エラーのダイアログはキャプチャし忘れました。すみません。

この問題の解決法は「クライアントのゲストアカウントを有効にする」です。 「クライアントのゲストアカウントを有効にする」方法は下記の通りです。

  1. 「スタートボタン」を右クリックして「コンピュータの管理」を選ぶ。
  2. 「ローカルユーザとグループ」を選び、「ユーザー」を開く。
  3. 「Guest」アカウントを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。
  4. 「アカウントを無効にする」にチェックが入っていたら、チェックを外して「OK」を押す。つまりゲストアカウントを「有効にする」。
図をつけると次のようになります。

「スタートボタン」を右クリックして、「コンピュータの管理」を選ぶ。

「コンピュータの管理」の左ペインで「ローカルユーザとグループ」を選び、「ユーザー」を開く。

右ペインで「Guest」アカウントを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。

「アカウントを無効にする」にチェックが入っていたら、チェックを外して「OK」を押す。つまりゲストアカウントを「有効にする」。

これで解決しない場合は、追加の作業が必要のようです。私の環境ではこれだけで解決したので、それ以上は追求していません。詳しい解決法は参考文献のリンクをどうぞ。

参考文献

  1. Windows Update後、共有フォルダに接続できない【Windows10】, ダイヤミック技術サポートデスク