Leopardでもことえりで普通の文字をうちたい!
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おかげさまでLeopardは快調に動いています。しかし、インストールしたままだとことえりが変です。数字は「123」ではなく「123」とうちたいし、「>」や「%」ももちろん「>」「%」と出てくれるほうが便利ですよね。というわけでLeopardでもことえりで普通の文字をうつための方法を書いておきます。通称「kenicパッチ」だそうです。Mac OS XがTiger(10.4.x)のひとはこちら(kotoeriでふつうの文字を打ちたい!)をごらんください。内容はほぼ同一ですが、設定ファイルの内容がLeopardになって少し追加になったことと、設定ファイルの置き場所が変わっていることなどがTigerからの変更点です。
言語環境
まず、言語環境をととのえます。デフォルトのままだとことえりのあたりがじゃまくさい状態です。
そこで、「言語環境」を開き、「入力メニュー」タブで「かなパレット」を外し、「U.S.」をONにしたあと、ことえりの「ひらがな」以外をぜんぶOffにします。
それでは、まず「言語環境」をひらきましょう。
そして、「かなパレット」をOffにし、「U.S.」をOnにする。
そして、ことえりの「ひらがな」以外をぜんぶOffにする。
ほらこんなにすっきりしましたー!
ではつぎにことえりの「環境設定」で数字だけまともにしましょう。
ことえりの環境設定で「数字」だけまともにする
まず、「環境設定を表示」でことえりの環境設定ダイアログを開きます。
環境設定が開いたら、「入力文字」タブの下にある「数字を全角で入力する」をOffにします。
これで、数字のみふつうの文字で入力できるようになりました。パチパチ。ちなみにこれはLeopardから追加された機能です。しかしこれだけではその他の記号「%」や「&」などがまともな文字で入力できません。そこで、設定ファイルの置き換えをします。
ことえりの設定ファイルを置き換える
まず、下記のファイルをふたつ入手します。
入手したら、デスクトップにでもおいておきましょう。ブラウザによっては".txt"というような拡張子がつく場合があるかもしれませんが、その場合は拡張子を取り除いておくこと。またダウンロード後、ファイルのサイズを確認して間違いがないか確認すること。ファイルをダウンロードできたら、ファインダーで「システム」の「ライブラリ」の「Input Methods」をひらき「ことえり.app」を右クリックして「パッケージの内容を表示」を選びます。
すると、べつのウインドウが開き、「ことえり.app」(実体はディレクトリです)の中身が見られるので、さらに「Contents」の「Resources」を開きます。するとそこに目的のファイルがあるのが確認できます。
先ほどダウンロードしたファイルふたつをこのフォルダーにドラッグアンドドロップします。
すると、「"Resources"は変更できないので、項目は移動できませんでした。」と出ますが、ここで「認証」ボタンを押します。
すると通常のコピーのダイアログが出るので、ふたつとも「置き換える」を選びます。
「置き換える」を選ぶとさらにパスワードの入力を求められるので、入力します。
パスワードの入力が終わるとコピーが完了し、作業もこれで完了です。Macを再起動すると、ことえりの入力状態にも、ちゃんとした文字が入力できるようになります。
皆さん簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!
次回は「はたけ」や「ひさし」でことえりがハングアップする問題を取り上げるかも。
参考文献
- Tiger Tips, Kusakabe Youichi, 2007
- kotoeriでふつうの文字を打ちたい!, Kusakabe Youichi, 2007
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